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【基本厳禁】敷布団とマットレスの重ね使いの相性

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多くの敷布団・マットレスは、単独で使うことを目的に設計されています。

そのため、使用感の相性が悪いもの同士を重ねて使うと、快適な使用感が相殺されてしまったり、むしろ寝心地が悪くなったりします。

しかし、敷布団とマットレスを重ねて使うことで寝心地が良くなるケースもあります。

そこで本日は、「各敷布団・マットレスの重ね使いで相性の良いペア、悪いペア」をご紹介します。

1. 重ね使い非推奨の敷布団・マットレスのタイプ

もしあなたが次にご紹介する3タイプの敷布団・マットレスを使用していたら、単独で使うことをおすすめします。

①厚みが10cm以上ある敷布団

厚みが10cm以上あり中材にわただけでなくウレタンも詰めているような敷布団は、それだけで十分体をサポートするので単独で使いましょう

敷布団は全体として畳の上で使用することを想定して製造されていることが多いので、畳よりも柔らかいマットレスの上に敷くと体が沈み込み寝心地を損なうことになります。

また、厚みが10cm以上の敷布団の中に価格が数千円程の破格なものがありますが、良い寝心地は数ヶ月すらも期待できないと思います。敷布団1枚だけの使用を考えている場合、もうワンランク上の商品の購入をおすすめします。

②厚みが10cm以上ある高反発ウレタンマットレス

例えば、東京西川のエアー(14cm)、マニフレックス(11cm)、私どものエコラテ(11cm)などが該当します。

これくらい厚みのある高反発ウレタンマットレスであれば、単独の使用で底付き感なく快適に眠られます。 また、体圧分散性も十分あるので、敷布団をマットレスの上に敷く必要ありません。

また、このタイプのマットレスの中にも数千円程の安価なものがありますが、ウレタンの密度が低いため数ヶ月もしない内に腰の辺りがへたり始めます。

③ポケットコイルマットレス

ポケットコイルマットレスの場合も、コイルの反発弾性で底付き感なく使用できますし、体圧分散性も十分なので敷布団を上に敷く必要はありません。

しかし、1万円前後の安価なものは例外です。コストカットのためにコイルの上面に詰められるべきウレタンがないため、寝転ぶと背中にコイルがごりごりと当たる感じがします。このようなものの場合は、敷布団を敷いても良いと思います。

とはいえ、コイルの性能も良いとは思えないので、もしこの手のポケットコイルマットレスの購入を検討しているのなら、もうワンランク上の製品を購入する方が賢明かと思います。

2. 併用の相性の良い敷布団・マットレス

それでは次に、どのような敷布団とマットレスの組み合わせであれば、快適に使えるのかをご紹介します。

組み合わせによっては敷布団・マットレスの上下が逆転します。

薄い高反発マットレス(トッパー)

ウレタンの厚みが5,6cm程のトッパータイプのマットレスは、ウレタンの表面をプロファイル加工(ウェーブ状にしたり、凸凹にしたりする加工)をすることで体圧分散性を高めている反面、体重が75kg以上の体格の良い人が横向き寝をすると若干底付き感があったりとサポート感に不満がある場合があります。

そのため、敷布団をマットレスの下に敷いてみましょう。

マットレスが本来持つ体圧分散性・反発弾性などの快適な使用感を損なわずに、底付き感を減らすことができます。

薄い高反発ファイバーマットレス(トッパー)

ブレスエアー®、エアウィーブ、エアリーなどが代表的な高反発ファイバーマットレスです。上記と同様に、5,6cm程の厚みだと底付き感があることがあります。

そのため、敷布団をお持ちでしたらマットレスの下に敷いて使うと良いでしょう。

しかし、場合によっては敷布団をマットレスの上に敷くとより快適に眠れることがあります。それは、(1)マットレスが硬く感じられる場合、(2)寝床内が寒く感じられる場合、です。

(1)硬く感じられる場合

高反発ファイバー自体が硬めの使用感のこともありますが、さらに、面で体を支える構造のため、人によっては体圧分散性が不十分で硬く感じられることがあります。

そのため、もしあなたが体圧分散性の良い敷布団をお持ちなら、高反発ファイバーマットレスの上に敷く ことで使用感をより快適にすることができます。

(2)寝床が寒く感じられる場合

高反発ファイバーマットレスの最大の特徴が通気性の良さですが、冬の寒い時期はこの特性が災いし寝床の中が寒く感じられます。

寝室の隙間風がマットレスの側面から入ることで、布団内に冷たい空気が侵入することがあるためです。

このような場合、高反発ファイバーマットレスの上に敷布団を敷く ことで解消されます。

薄い低反発マットレス

厚みが5,6cm程度の低反発マットレスも同様に、単独で使用すると底付き感があることがあります。なので、もしあなたが敷布団を持っていたらマットレスの下に敷くことで底付き感の解消しつつ、低反発マットレスの柔らかい質感を味わうことができます。

一点注意が必要なのは、柔らかい敷布団と柔らかいマットレスの重ね使いは相性が悪い 、という点です。

腰が沈み込み過ぎている例
腰が沈み込み過ぎている例

柔らかいもの同士を重ねると体の重い部位が沈み込みやすくなるので、寝姿勢が悪くなり腰を痛める恐れがあります。

羊毛・木綿がしっかりと詰められた敷布団ならば良いですが、化学繊維でふかふかの敷布団の場合、低反発マットレスと重ねる際には、腰が沈み込みすぎていないか注意しましょう。

ボンネルコイルマットレス

一般的なボンネルコイルマットレスは使用感が硬めのものが多いので、もしあなたが「ちょっと硬すぎるかな」と感じるのなら、上に敷布団を敷くことで体圧分散性を改善できます。

ボンネルコイルマットレスの下に敷布団を敷いても使用感は変わることなく、お手入れが大変になるだけなので下に敷くのは控えましょう。

最後に

各敷布団・マットレスを併用する場合の相性をご紹介しましたが、誤解のないように以下の注意点をご承知ください。

・マットレスの上にはベッドパッド/トッパーが王道
上記はあくまで、敷布団とマットレスの両方をお持ちの場合に、おすすめできる重ね使いの相性の話です。なので、もしマットレスの寝心地が悪い場合は、敷布団ではなくベッドパッドで寝心地改善を試みましょう。

『素材・生地を吟味したベッドパッドの上手な選び方3ステップ』

・マットレスの上でも敷布団のお手入れは必須
マットレスの上に敷布団を敷いているからと言って、敷布団へのお手入れを減らして良いわけではありません。むしろ、畳の上での使用よりも蒸れやすくなるので、よりこまめに敷布団を干したりし乾燥させる必要があります。

以上の内容を踏まえ、敷布団とマットレスを上手に組み合わせてお使いください。

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