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畳のダニを駆除する7つの方法の比較

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吸湿性に富んだい草を原料とする畳は、ダニの格好の住処です。手入れを怠ってしまうとすぐにダニが発生して、咬まれたり刺されたりします。

このページに辿り着いたあなたはきっとダニ被害にお困りのことと思います。

そこで今回は、「畳のダニを駆除する7つの方法の比較」をご紹介します。

1. 畳のダニ駆除方法7選

まず始めに、7つの方法とは何か、そしてそれらの比較のチャートをご覧ください。

ダニは殺すだけでは対策として不十分で、ダニアレルゲン(その死骸や糞、抜け殻など)を除去して始めて対策完了となります。

しかし、駆除と除去のどちらにも効果の高い方法はないので、これらの方法を組み合わせたり、工夫する必要があります。

私のおすすめの方法は、「布団乾燥機or天日干しorダニ駆除剤→掃除機」ですが、あなたの部屋の状況やお持ちの道具次第では、他の方法が良いこともあります。各方法の詳細をご紹介していくので、比較しながら考えてみましょう。

①布団乾燥機

布団乾燥機はその名の通り布団を乾燥させるための道具なのですが、畳にも応用してご使用いただけます。通常、敷布団と掛け布団の間で布団乾燥機を使いますが、畳と掛け布団の間で布団乾燥機を使い1畳ずつ乾かしましょう。

ダニは50℃の熱だと20分で、60℃の熱だと瞬時に死にます。あなたの布団乾燥機の出す温風に合わせて調整してみましょう。

製品:パナソニック FD-F06A7-A
価格:5,940円
【当製品の販売ページ】

こちらの製品は布団乾燥機の中でもお求めやすい価格なのでおすすめです。畳を乾燥させることでダニを駆除できるだけでなく、湿気った布団の乾燥にも役立てられます。もちろん、布団のダニ退治も可能です。服や靴の乾燥、寒い時のヒーター代わりなど様々な場面で役立てられます。

『他の布団乾燥機との比較』も紹介しているので良ければご参考にしてください。

②天日干し

もしあなたのご自宅の畳が取り外し可能で、尚且つ、天日干しのできるスペースがあるのならば、そして、今あなたがこれを読んでいる時が7月中旬から9月上旬の暑い季節ならば、天日干しもおすすめです。

8月下旬に布団の天日干しの効果測定を行った実験によると、布団の表面温度が50℃近くまで上昇したことが報告されています。さらに、日干しすることにより乾燥させることができるので、畳の表面のダニを退治できると考えられます。

しかし、畳を直接日干しをすると日焼けで傷めてしまいます。そこでおすすめなのが黒い布で覆うことです。黒い布で覆うことで日焼けを防止しつつ、熱の吸収を高めるため日干し効果を高めます。上記の実験では、黒い布で覆った布団の表面温度は開始2時間ほどで60℃近くまで上昇したので、ダニの退治に非常に効果があると考えられます。

条件に合えばとてもおすすめの方法です。

③ダニ駆除剤

部屋のダニ退治の王道とも言える存在がくん煙剤です。火が出るものや煙を出すものなどありますが、霧タイプのものが使い勝手が良いのでおすすめです。

製品:バルサンプロEXノンスモーク霧タイプ
価格:910円
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火災報知器が反応してしまうこともないですし、近所の住人に家事と誤解されることも少なく安心して使えます。とはいえ、薬剤を散布する訳ですので、パソコンなどの精密機器や衣類などの肌に触れるものには保護のために布で覆っておくか、部屋から出しておきましょう。

しかし、ここまでやってもダニを全滅させるほどの効果はなく、あくまで畳の表面に近いところに生息しているダニの退治に限られる。そこでおすすめの方法が、部屋を2時間ほど暗い状態にしてから焚くことです。というのも、ダニは夜行性の生き物なので暗くなると畳の上に落ちている餌を求めて這い上がってくるからです。

散布後、十分換気してから部屋へ入りましょう。そして、もしあなたが刺激に敏感なのであれば、念のために家具などを湿った雑巾で拭いておきましょう。

④スチームアイロン

畳のダニ退治方法として紹介されることもあるスチームアイロンによる熱処理ですが、この方法は準備と後処理をきちんとしないとさらなる問題を生みます。以下の2点はくれぐれも守りましょう。

  • あて布は必須
  • 退治の乾燥

畳に直接アイロンを当てるといくらスチームといえど熱で焦がしてしまう恐れがあります。使い古したタオルをあて布代わりにし、その上からアイロンを当てましょう。

また、スチームを噴射することで畳が湿ります。湿った環境のまま放置しておくとダニの再発生だけでなく、チャタテムシまで湧いてしまう恐れがあります。考えるだけでもおぞましいです。

畳を乾かすとなれば、

  • 畳を天日干し
  • 畳を壁に立て掛けた状態でエアコン、扇風機の風を当てる
  • 布団乾燥機で乾かす

などの方法になりますが、もしこれらの乾燥処理ができないのであれば、スチームアイロンでダニ駆除を行うことはお控えください。

※アレルゲンの除去が大切

ここまでで紹介した方法をチャートで振り返ると、ダニ除去効果が✕になっている ことがお分かりいただけると思います。

つまり、ダニを退治することは出来ても、そのダニの死骸は残ったままですし、そのダニが存命中に出した糞、抜け殻なども残ったままです。

なので、大事なことなので繰り返しますが、ダニ退治の後にはしっかりとダニアレルゲンの除去をしましょう。掃除機での吸引除去が手早く効果的な方法です。

⑤掃除機

上記で述べているように、掃除機はダニアレルゲンの除去には非常に有用ですが、ダニ退治力は若干劣ります。

1㎡当たり3分間毎日畳に掃除機を3週間掛け続けて、その前後のダニ数を調べた実験があります。

20年ほど前の実験ですので、現在の最新型の吸引力に優れた機種ではより良い結果が出ると思いますが、それでもダニを一掃することは難しいと思います。なので、これを踏まえて掃除機でダニ退治をするならば、以下のように行いましょう。

  1. 吸引力に優れた機種を選ぶ
  2. 1時間程度部屋を暗くし、ダニを畳表面におびき出す
  3. 丁寧にじっくり畳に掃除機をかける
  4. 休憩。休憩の間、部屋を暗くして2を行う
  5. もう一度、畳に掃除機をかける

1度ならず2度3度徹底的に掃除機をかければ、まずまずのダニ退治効果が見込めます。さらに、この作業を連日行っていただければ対策としては理想的です。

⑥ダニ捕りシート

ダニ退治効果に即効性がありませんので、「今すぐなんとかしなければならない」場合には向きませんが、

  • 毎年梅雨頃からダニが発生するから事前に退治の策を張っておきたい
  • 出来れば薬剤はあまり使いたくない
  • 大きな被害はないがダニがいるように思うから対策を練りたい

など、あまりお急ぎでない場合のダニ退治方法としておすすめです。

製品:ゲットダニ捕りシート 10枚セット
価格:2,480円
【当製品の販売ページ】

置いておくだけでダニ退治ができとても手軽です。もちろん畳以外にも応用できるので、余った分で部屋全体のダニ対策ができます。

また、ダニ捕りシートの他にない利点に、「本当にダニがいるのかどうか確かめられる」 ことが挙げられます。体が痒い、発疹が出た理由が畳のダニでない可能性もあります。ダニ捕りシートを1~2週間使用したら、(少し気持ち悪いですが)裂いて中を確認してみましょう。もしダニがいなければ、あなたの痒み・発疹の原因は別にあります。皮膚科を受診しましょう。

⑦畳を張り替える

出費が高くつきますが畳を張り替えるのも一手です。というのも、あなたが使用している畳が藁(わら)を使用しているものだとダニが発生しやすいからです。

元々、藁自体は「部屋の湿度が高い時には湿気を吸い、湿度が低い時には湿気を吐く」という天然の吸放湿性を持った素材なのですが、現代的なライフスタイル(気密性の高い部屋構造、忙しくてお手入れ不足しがち)を送っていると、藁に湿気が溜まりっぱなしになってしまいます。そうなるとダニが一気に繁殖してしまいます。

現在、畳にはポリスチレンフォームやボードなどの建材が藁の代わり使われることがほとんどですが、藁でポリスチレンフォームをサンドしたものなどもあり、あなたのライフスタイルと畳が合っていない可能性もあります。(畳床が全て藁の畳も少ないながらにあります)

ダニ対策を考えて作られた炭化コルクを中芯に使用した畳などもあるので、あなたと畳の状況次第では、このような畳に張り替えるのも良いと思います。

2. 今後のための予防策

ダニを退治したら今後ダニが発生しないようにきちんと予防しましょう。畳にダニが発生する要因はほとんど「湿気と汚れ」に付きます。

この2点を頭に入れて畳と付き合うようにしましょう。

2−1. 畳に湿気を溜めない

あなたには以下のような習慣はないでしょうか。

  • 畳を水拭きする
  • 長い時間加湿器を使用する
  • 洗濯物を畳部屋で干す

このような習慣があると畳が湿気りやすくなりダニが発生する原因となります。なるべく控えるようにしましょう。梅雨に室内干しをするスペースが畳部屋しかない場合は、エアコンや扇風機の風を当てながら行いましょう。

また、畳を定期的に乾燥させましょう。天日干しができなくとも、外して部屋の壁に立て掛けてエアコン・扇風機の風を当てるだけでも効果的です。

畳の上にカーペット・絨毯を敷くのは厳禁

畳をカーペットや絨毯で覆ってしまうとチリやホコリなどが溜まりやすくなります。また、畳が新鮮な空気と触れる機会がなくなり湿気も同様に滞留します。

そのため、ダニ・カビの発生率が約7倍にもなると言われています。

上記でご覧いただいた通り、畳のダニ駆除はとても面倒です。もし、あなたがカーペットや絨毯以外にも畳の上に物を置いていたら、別の場所へ移動させることをおすすめします。

2−2. 畳の上のダニの餌はこまめに掃除する

ダニは人間のフケ、アカ、剥がれ落ちた皮膚など様々なものを餌として繁殖します。キレイに使っているつもりでも知らず知らずのうちにダニの餌が畳に溜まっていきます。

そのため、ダニの餌を畳の上に残さないよう、こまめに掃除をかけ清潔に保ちましょう。

2−3. ペットを飼っているならケアをする

もしあなたがペットを飼っているのなら、ペットをこまめにブラッシングしてあげダニを払ってあげましょう。

もしくは、専用のシャンプーで洗ってあげるの良いです。あなた自身ではとてもできないとお考えであれば、ペットサロンを利用するもの一考しましょう。

最後に

あなたの畳からダニを退治する一助になっていれば幸いです。

しかしもし、あなたが畳部屋が寝室だった場合、布団にもダニがいると考えられます。

『マットレス・布団のダニ対策3ステップ』も紹介しているので、併せてご覧になり布団への対策も考えましょう。

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