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マットレスのダニ対策は、退治・除去・予防の3ステップが肝

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「マットレスのダニ対策をしたいけど、何が効果的なんだろう?」このような疑問、お持ちではないでしょうか?

結論から言うとマットレスのダニ対策は、

退治→除去→予防

の順番でそれぞれ全てを行わないと万全とはいえません。そこで本日は、「退治→除去→予防の3ステップ式ダニ対策」をご紹介します。

1. マットレスのダニ対策3ステップ

いきなりマットレスに掃除機をかけようとしてはいないでしょうか?それは効果が薄いのでお止めください。

ダニ対策を効果的に行うためには、以下の3つのステップに従って行うことが大切です。

  • STEP1: ダニを退治する。ダニを死滅させる前に掃除機などで除去しようとしても効果は薄いです。何よりも先にダニを死滅させないといけません。
  • STEP2: ダニアレルゲンを除去する。ダニを死滅させたままマットレスに残すとアレルギーの原因となります。退治と除去はセットで行ってください。
  • STEP3: ダニの再発生・増殖を防ぐ。今後の発生を抑えるための予防をしないと、振り出しに戻ることになります。

それでは各ステップの詳細をご紹介していきます。

STEP1: マットレスのダニ退治の方法

マットレスのダニ退治に効果的な方法は以下の4つです。

マットレスの種類によっては対象外になることもあるので、あなたのマットレスに合う退治方法を行いましょう。

①側生地をとって高温で洗濯&乾燥

まず最も手軽な方法が、側生地(元々付いているカバー)を外して高温で洗濯機で洗い、そして乾燥させることです。

というのも、寝具に潜むダニのほぼ大半を占めるコナヒョウダニは50℃以上の熱処理を10分与えることで死滅させられる 、と報告されているためです。

同様に、コナヒョウヒダニをビニール袋に入れて50℃に加熱すると、10分間以内に死亡した。

(引用:『家屋内生息性ダニ 類の生態および防除に関する研究 (8)』 吉川 翠)

もしマットレスの側生地が60℃の熱まで対応しているのなら、60℃に設定して熱処理を行いましょう。より退治が効果的になります。

※側生地が外せないウレタンマットレスはどうすれば良いのか

実のところ、側生地が外せない高反発/低反発ウレタンマットレスにできるダニ退治策は、ほとんどないのが現状です。

クリーニング業者もウレタンマットレスは扱ってくれないことが大半です。

なので、次に紹介するダニ駆除剤がお試しください。

②ダニ駆除薬剤を使用する

ダニ駆除用の薬剤もおすすめです。しかし、何でも良いという訳ではなく「布団・マットレス対応」としっかり明記されているものを選びましょう。

アース製薬 ダニアース防ダニスプレー
アース製薬 ダニアース防ダニスプレー

製品:アース製薬 ダニアース防ダニスプレー
価格:660円
【当製品の販売ページ】

こちらの商品は布団対応と明記されています。肌に触れる寝具に化学薬品を散布するので、このようなものを選ぶことをおすすめします。しかし、薬品・刺激に敏感な方、体力に自信のない方、敏感肌の方は少量からの使用を徐々に増やすなど、なるべく負担がかからないように使うようにしましょう。

また、換気の良い状態でスプレーを散布する、散布中の液体を過って吸引しないようにマスクを着用する など注意を払ってご使用ください。

③クリーニング業者に依頼

清掃業者にマットレスのクリーニングを依頼するのもダニ退治の方法の1つです。この方法の良い点は、ダニだけでなくマットレスの汚れ(カビ、汗染みなど)を全般的にキレイにしてくれるところです。

とはいえ、出費が若干高く付きます。マットレスのサイズにより変動しますが一般的に以下のようになっています。

費用相場 サイズ
0.8万円~1.2万円 シングル(100cm幅)
0.9万円~1.5万円 セミダブル(120cm幅)
1.0万円~1.7万円 ダブル(140cm幅)
1.1万円~2.0万円 クイーン・キング(160cm~幅以上)

裏表両面にクリーニングを施す場合は、価格は1.5~2倍前後になります。

そのためもし、あなたのマットレスが10万円クラスのものでまだ数年は使える見込みなのであれば、クリーニングしてもらうことをおすすめします。 が、若干へたってきて買い替えを検討しているマットレスならば、少し割に合わないかもしれません。

また、スプリングの使われていないウレタンのみのマットレスの場合は、クリーニング対象外とされることがあるので事前に確認しましょう。

出張クリーニングの発注の流れなどをこちら『汚れたマットレスのクリーニング|概要と注意点』で紹介しているのでご参考にしてください。

④布団乾燥機で熱処理する

布団乾燥器によるダニ退治に見込める効果は完璧ではなくそこそこ程度 です。

というのも、熱処理されることにダニが気づき、熱の届かないマットレスの深部に逃げていくためです。そのため、布団乾燥機でマットレスのダニ退治を行うなら、以下の2つのコツを守るようにしましょう。

  1. 部屋を暗くして1時間待機してから退治を開始する。夜行性のダニの習性を活かして、マットレス表面に出てくるように仕向けましょう。
  2. 朝晩2回の処理を連日続けて行う。1度ではなかなか効果が出ず、3回行ってやっとダニを70%減らすことができた、と実験で報告されています。

このように行っていただければ、効果的なダニ退治になります。

しかし、布団乾燥機にはデメリットもあり、約70℃の熱をマットレスに当てることになるので、ウレタンなどの素材の使用感を損ねる可能性があることです。マットレスの素材によっては使用をヘタリの原因になるので、事前の確認が必要です。

※天日干し、アイロンのスチームは非推奨

ダニ退治の方法としてこれらが紹介されることがありますが、あまり効果的ではないのでおすすめできません。なぜ非推奨なのかそれぞれの理由を挙げると、

天日干し:わざわざマットレスを運び出しても、ダニを退治するほどの効果がないのでおすすめできません。特にウレタンマットレスの場合、熱により劣化して使用感を悪化させてしまいます。もちろん、マットレスの側生地のみを真夏の炎天下に毎日天日干しすればいくらか効果は見込めますが、そうするくらいなら高温で洗濯する方が手っ取り早いです。

アイロンのスチーム:アイロンのスチームの熱を利用してダニ退治をする方法もあります。敷布団に対しては良いと思いますが、マットレスへはおすすめできません。強すぎる熱と水分によりマットレスの詰め物素材(主にウレタン)が劣化して寝心地が大きく悪化する可能性があるためです。

そのため、マットレスのダニ退治は上記の4つの方法をおすすめします。

STEP2: ダニアレルゲンの除去

マットレスのダニを退治したら、きちんと死骸を除去しなければなりません。

ダニの死骸、糞、抜け殻などはダニアレルゲンと呼ばれる、アレルギーを引き起こす恐れのある物質です。

掃除機で吸い取る

ダニアレルゲンは掃除機を使って除去しましょう。

マットレスクリーナーのような専用のものをあえて購入しなくとも、吸引力の高い掃除機で十分です。マットレス表面を満遍なくじっくりと掃除することが大切ですが、ダニが集中的に生息する以下のポイントは、念入りに掃除機がけしましょう。

  • マットレス表面の頭の方
  • マットレスとベッドの隙間
  • キルティング(外カバーの縫い目)の隙間

これらはダニが多く潜んでいる場所なので、ダニの死骸、糞などのダニアレルゲンも同様に多いと考えられます。注意してじっくりと掃除しましょう。

また、マットレスの側生地が洗濯機で洗えた場合、ウレタンの表面も同じように掃除機をかけましょう。

STEP3: ダニ再発生の予防

ダニ退治しなければならないほどダニが繁殖したことを考えると、あなたのマットレスはダニの好む環境になる傾向が強いと考えられます。

①ダニ発生要因を断つ

ダニが発生する要因を断つためにおすすめの方法が、防水加工の防ダニシーツを使用することです。というのも、

  1. 老廃物(フケ、アカ、皮膚など)がマットレスに溜まらないので、ダニを餌から断つことができる。
  2. マットレスが寝汗で湿らないので、ダニが繁殖しやすい湿った環境になりにくい。

この2つの理由により、ダニが繁殖しにくい衛生的でクリーンなマットレス環境を守ることができます。

薬剤の影響を心配する必要もないですし、マットレスを汚す心配も減ります。また、普段のシーツの変わりに使うだけなのでとてもお手軽です。

Protect-A-Bedシーツ
Protect-A-Bedシーツ

製品:プロテクト・ア・ベッド プレミアムシーツ
価格:6,480円
【当製品の販売ページ】

私どもの製品で恐縮ですが、当マットレスプロテクターは極薄のラミネート加工をしているので、通常のベッドシーツと遜色ない寝心地でお休みいただけます。表面がタオル地使用になっているので、汗をサッと吸い取ります。もちろん、洗濯機・乾燥器も60℃まで対応しています。

②マットレスの手入れをこまめに行う

少し面倒ですが寝室とマットレスの手入れをこまめに行うこともダニ予防には大切です。以下、ご参考にしてください。

  1. 寝室の窓を開け、換気をしっかり行う。
  2. ベッドメイキングをしっかりとするよりもマットレスの表面が乾きやすいように掛け布団はめくってマットレスの足元の方にまとめておく。
  3. 暑い季節はシーツを3日に1度は取り替える。
  4. マットレスが両面使用可能なら半年に1度はひっくり返して使う面を変更する。
  5. ベッドパッド、敷きパッドを併用して寝汗・老廃物がマットレスに付着しないようにする。

これだけしっかりとお手入れしていただければ、ダニ予防としては満点です。とはいえ、「忙しくてここまでやり切れるか不安」ということであれば、マットレスプロテクターをお使いいただくことをおすすめします。

最後に

マットレスがダニ被害に遭われて対処に大変だったことお気持ち察します。

もしマットレスを買い換えることを検討されているのなら、『体圧分散性に優れた快適な寝心地のマットレス5選』をご参考にしてください。

「防ダニマットレスの購入を検討している」ということであれば、『口コミや評判はあてにならない?!防ダニマットレスならこの2つ』も併せてご参考にしてください。

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