ダニ

布団のダニ駆除薬剤を効果的に使う方法

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布団のダニを薬剤で駆除しようと考える時、煙やミストで退治する燻煙タイプがいいのか、液体を噴き付けるスプレータイプがいいのか、どちらを使うべきか迷うことはないでしょうか。

これら2つのタイプは効果も使い勝手も異なるため、状況に適したものを使うことでより効果的にダニ駆除が行えます。

両者の効果と使い勝手を比較していくので、あなたの状況と照らし合わせ考えてみましょう。


1. 布団のダニ駆除薬剤の比較

燻煙(くんえん)型とスプレー型のそれぞれの特徴と使い勝手を比べると、以下のような違いがあります。

  特徴・使い勝手
燻煙型 畳、カーペット、天井まで部屋中のダニ駆除。使用前に部屋の片付けをする必要あり。一度散布したら2〜3週間後にもう一度行う必要あり。散布後に拭き掃除などの後処理が多い。
スプレー型 液体を散布する箇所にのみ有効。前処理は特に不要のため手軽。駆除できるのは表面のダニに限られるので毎日繰り返しこまめに散布する必要あり。後処理は少々。

簡単に言うと、燻煙型は処理回数を少なめで一気に退治したい方向けで、スプレー型は毎日コツコツ退治できる方におすすめです。

それでは次に、燻煙型とスプレー型の特徴・使い勝手をより詳細に説明していきます。

1−1. 燻煙(燻蒸)型ダニ駆除剤の特徴・使い勝手

優れる点、劣る点、注意点と順にご紹介していきます。

燻煙型の優れる点

燻煙材を用いる最大の利点は、畳・カーペット・天井に潜むダニまでも同時に駆除できる ことです。

布団・ベッドにダニがいる場合、寝室の畳・カーペットにもダニが生息していると考えてほぼ間違いないでしょう。その場合、マットレスや布団のダニだけ駆除しても、その他の場所のダニが生き残っていればダニが布団に移動してくることは大いにありえます。

なので、あなたの寝室が畳・カーペットを使用していたり、天井裏にもダニが生息していると考えられる場合は燻煙材がおすすめです。

燻煙型の劣る点

反対に燻煙材のデメリットとして、煙・霧を大量に散布するためパソコンなどの精密機器や衣類にカバーを掛けたり(必要な場合は)部屋から出さなければいけません。また、1~2時間の散布が終わり次第、拭き掃除をしなくてはなりません。

このようにダニ駆除前後に結構な労力を要します。

また、布団の内部のダニや、ダニの卵には効き目があまりないので、完全駆除ができる訳ではありません。そのため、1度目の散布時に卵の状態だったダニが生まれてくる頃合い(約2~3週間後)を見計らって、もう一度散布することがメーカーから推奨されています。

燻煙型の注意点

燻煙はモクモクと煙を出すタイプ、燻蒸(くんじょう)はミスト(霧)を出すタイプです。

室内に煙に反応する火災報知器がある場合、燻煙型の使用を控えましょう。一方、くん蒸剤はガス漏れ警報機に反応することがあるので集合住宅の場合は、ガス漏れ警報器があるのか確認しましょう。

1−2. スプレー型駆除剤の特徴・使い勝手

こちらも同様に、優れる点、劣る点、注意点と順にご紹介していきます。

スプレー型の優れる点

何よりも手軽です。薬剤以外の布団のダニ駆除法を含めても最高レベルに手軽 です。

布団・マットレスからシーツ・カバーを取り、シュッシュとスプレーを散布するのみで表面のダニを駆除できます。メーカーが提供している以下の動画によるとたった10分で効果が現れるそうです。

実物のダニが映るのでご注意ください。

スプレー型の劣る点

布団・マットレスの表面付近のダニにしか有効でないので、ダニを一掃できるほどの効果は期待できません。そのため、出来るだけ毎日こ まめにスプレーを散布する必要があります。

スプレー型の注意点

毎日薬剤を散布し続けると、敏感な方にとっては薬剤による影響が出る恐れがあります。もしあなたが敏感な体質であれば注意をしてください。


2. よくある疑問

薬剤によるダニ駆除に対してよくある疑問をご紹介します。

2−1. 薬剤でダニを駆除したら完全に安心?

ダニを駆除した後は、ダニの死骸をきちんと掃除しましょう。ダニの被害で問題となるのはダニアレルゲン(ダニの死骸、糞、抜け殻)です。

『ダニアレルゲンが起こすダニアレルギーの症状』

そのため、布団・マットレスに念入りに掃除機をかけてダニアレルゲンを除去しましょう。

2−2. ダニ駆除剤の使用後、そのまま寝ても良いのか?

人体に悪影響を与えないようメーカーが研究に研究を重ねているとはいえ、薬剤が降り掛かった上にそのまま直接寝ることはおすすめできません。

くれぐれもシーツ・カバーを外した上でマットレス・布団に薬剤を散布し、寝る前にシーツ・カバーをかけて薬剤と肌が直接触れないようにしましょう。

しかし、敏感な方はシーツ・カバー越しに薬剤を感じてしまうこともあるようですので、防水シーツを使用することをおすすめします。

2−3. 他の害虫用の駆除スプレーは効果があるのか?

効果が薄いと報告されているので使用は控えましょう。

既存のハエ、蚊、ゴキブリなど衛生害虫用の各種殺虫成分は、ダニに対して相対的に効力が低いといわれている。

(引用:『ダニ・カビ完全対策』 小峰裕己 編著)

そのため、やはりダニを駆除するのならダニ駆除のために開発された製品を使いましょう。


最後に

薬剤を使った布団のダニ駆除の参考になっていれば幸いです。

もし、薬剤以外での方法も併せて考えているのなら、『マットレス・布団の3ステップダニ対策』をご参考にしてください。

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